小さな背中大きな心
もうすっかり寒くなって、山は雪が降ったみたい。
あっという間に冬だなぁ。
夜ご飯中に、つかみ食べの分が終わり
スプーンでシャケ豆腐をあげていたら
自分で食べたい!って騒いでて交互にあげていたけど
ふとした拍子に息子の手が当たって
たくさん入っていた豆腐のお皿が床に落ちてしまった。
その瞬間、ぷつんってわたしの何かが切れて
涙がブワーって溢れて来ちゃって
とりあえず拾わないとと思い、泣きながら後片付けをしていた。
息子も最初は戸惑いの表情をしていたけど
わたしが泣いてる事に理解したのか、
ふぇーーーん!って泣き出しちゃって
あぁ、ごめんねー息子は悪くないのにごめんー!
って思いながら抱きしめてた。
何回も泣き止んではわたしの顔を覗いて、
泣いてたら、
なんで泣いてるのーーーってまた泣いて。
不安な気持ちにさせちゃったよね。ごめんね。
苛立ちではなくて悲しい、悔しい。
こんなにかわいい息子なのに、
泣いている事が理解できなかったり
離乳食の悩みだったり、その他諸々あって
全部嫌になっちゃった。
ちょっと頑張りすぎていたのかなぁ。
いつもならなんとも思わない事だから、この事がキッカケに過ぎない。
息子はその後、けろっとして
お風呂に楽しそうに入っていたし楽しそうに遊んでいた。
けど、いつもよりパパに甘えてたから、
わたしの感情もお見通しだったのかな。
ごめんよ。まだまだ未熟だ。
いつも無償の愛を捧げているのは
親よりも子どもの方なんじゃないかって思う。
もちろん親も無償の愛を捧ぐけど、子どもたちは計り知れない。
子どもの背中は小さいけど、大人よりも壮大な大きな心を持っている。
いつも学ばせてもらっている。
今日もありがとう。愛してるよ。